「税金0円で医療法人を相続する」 -平成29年10月スタートの認定医療法人制度について

「税金0円で医療法人を相続する」
-平成29年10月スタートの認定医療法人制度について
 
講師
湯沢会計事務所代表
湯沢 勝信
 
 1958年 東京都港区生
 1982年 早稲田大学法学部卒業
 1982年 埼玉県朝霞市役所入庁
 1985年 同退庁
 1986年 税理士資格取得(6667番)
 1987年 ㈱川原総合経営センター入社
 1992年 同退社
 1992年 湯沢会計事務所開設

  
内容
 
現存する医療法人約53000件のうち約8割は出資持分のある医療法人となっています
 
出資持分のある医療法人は
 
1.持分に対して相続税が課税される
2.持分の払戻しを請求された場合必ず応じなければならないので財政的リスクがある
 
という問題点があります
厚生労働省は、平成26年10月から持分放棄のキャンペーンを3年間進めましたが持分放棄時に
医療法人に贈与税が課税されるという問題点がありましたので、わずか61法人しか参加しませんでした
今回の第二次キャンペーンでは一定の条件を満たせばその贈与税も課税されないことになりました
多額の相続税が課税される医療法人にとっては大きなメリットがある改正です
講義ではこの改正法の内容をわかりやすく説明するとともに、持分のある医療法人に対してどんなアドバイスをすれば
いいのかを具体的にお話しします