「がんに負けないこころとからだのつくりかた」
■講演テーマ
「がんに負けないこころとからだのつくりかた」
■内容
がんの治療成績はこの数十年で向上してきていますが、現在でも
2人に1人ががんで亡くなっています。
がんに対する標準治療は、外科手術、抗がん剤、放射線治療が
3本柱と言われ、治療技術の進歩がみられていますが、がんを完全
に治癒させることは現在でもいまだ困難と言えます。
がん予防、がん治療に重要なことは、がんを作りそうな、あるいは、
がんを作ってしまった自分のからだを変えること。
「がんに負けないからだ」を目指すことです。がんを作りやすい状態、
がんが進みやすい状態というのは、からだの環境と密接な関係が
あります。
からだの免疫システムがしっかりと働き、不必要な炎症がない状態、
すなわち、「がんに負けないからだ」をつくることは、がん予防にも、
がん治療の効果を高めるのにも有効です。
■講師 浜口 玲央 (はまぐち れお)先生
呼吸器内科医として、肺がんを中心としたがん診療の他、気管支喘息
や肺炎・気管支炎、アレルギー疾患などの呼吸器疾患の診療に従事。
現在、京都大学名誉教授、からすま和田クリニック院長の和田洋巳先生
に師事し、食事・栄養の改善、免疫力の向上を目指すとともに、がんの
炎症・代謝を考慮したがん診療を行っている。
その他、東京大学大学院医学系研究科にて、抗がん剤の副作用緩和
やより副作用の少ない抗腫瘍薬について臨床研究を行っている。
(経歴)
金沢大学医学部卒業
平塚共済病院 呼吸器科
東京医療センター 呼吸器科
武蔵野赤十字病院 呼吸器科
現在、みらいメディカルクリニック茗荷谷 医長
京都からすま和田クリニック 非常勤医師
株式会社ジーンサイエンス 指導監督医
東京大学大学院医学系研究科 大学院生
(資格・専門等)
日本内科学会認定内科医
日本呼吸器学会呼吸器専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
(所属学会等)
日本内科学会会員
日本肺癌学会会員
日本呼吸器学会会員
日本緩和医療学会会員
日本呼吸器内視鏡学会会員
日本アレルギー学会会員
日本再生医療学会会員
日本抗加齢医学会会員
日本ポジティブサイコロジー医学会会員
医療経済学会会員
日本がんと炎症・代謝研究会会員
緩和ケア研修会修了
臨床研修指導医講習会修了
(著書)
がんに負けないこころとからだのつくりかた (WIKOM研究所)